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診療のご案内

人工膝関節置換術支援ロボットROSA

平成記念病院では整形外科領域の手術支援ロボットを令和4年11月から導入しました。
令和2年4月に保険収載された手術支援ロボット「ROSA(ロザ) Kneeシステム」(米国ジンマー・バイオメット合同会社)になります。
最先端の医療機器を導入することで患者様へより良い医療を提供いたします。

ROSAとは

ROSA Knee は RObotic Surgical Assistantの略で人工膝関節置換術にて執刀医のサポートを行う手術支援ロボットになります。
六軸多関節ロボットアームと光学カメラユニットに分かれており、患者様の膝の位置を正確に把握し、人工膝関節を置換するための骨切り量を0.5㎜単位、角度を0.5°単位で設定が可能となります。

変形性膝(ひざ)関節症と手術支援ロボットによる治療について

現代人の「健康寿命」を脅かす大きな原因である「関節痛」。その中でも代表的な病気である「変形性膝(ひざ)関節症」の患者数は約1,000万人と言われ、早期に発見し、適切な治療を行うことで痛みを軽減し、充実した生活を取り戻すことができます。
変形性膝関節症は、ひざ関節の曲げ伸ばしや衝撃を緩和する役割を持つ軟骨が加齢や体重増加などによってすり減り、骨と骨がぶつかって痛みや炎症を起こす病気です。
治療法には多様な選択肢がありますが、初期では立上がりや歩き始めに痛みを感じ、進行すると痛みで歩行が困難となり、手術によって痛みを取り除く治療法が選択されます。
変形性膝関節症の代表的な治療法(手術)が「人工関節置換術」です。人工膝関節置換術は、約半世紀も前から行われており、長期にわたって治療成績も安定している手術です。
医療技術の進歩で耐久性に優れた人工膝関節の新素材が次々と開発されています。近年はテクノロジーの進化で、執刀医を補助し、より正確に安定した手術を行う「手術支援ロボット」が導入され、2020年4月からは保険適用となりました。
この手術支援ロボットによる手術も含めて費用は保険適用となり、高額療養費制度の対象となります。患者さんの希望と適用条件が合えば高齢の方でも手術を受けて頂くことが可能です。

人工膝関節置換術とは

人工関節置換術とは、変形性関節症や関節リウマチなどの疾患により悪くなった関節の表面を取り除いて、人工関節に置き換える手術です。人工関節は、主に金属やセラミック、ポリエチレンなどでできており、関節の痛みの原因となっている部分を取り除くため、他の治療法と比べると「痛みを取る」効果が大きいのが特徴です。

ロボットを用いた手術のメリット

「変形性膝関節症」の治療法の中で、変形した関節を人工関節に全て置き替える「人工膝関節全置換術」は、骨を削る量や人工関節をどのように設置するかにおいて、執刀医の経験・技術や感覚が担うところが大きいと言われています。
この人間の感覚によって行われている重要な部分を、術中にロボットが評価計測を補助し、執刀医の骨切りや人工関節の設置位置をガイドすることで、より正確に精度の高い安定した手術を可能にするのが手術支援ロボットの役割です。
「ロボットが自動的に動いて手術を行うの?」と思われるかもしれませんが、あくまで医師の執刀を補助する道具という位置づけとなります。
正確で精度の高い手術によって、痛みを軽減し、今后の人生を楽しみながら健康寿命を延ばせる可能性があることを知って頂きたいと願っています。

保険適用

ROSA Kneeは保険適用となっています。

担当医より

救急指定病院である当院では、外傷患者様の治療を主として治療してきましたが、近年の高齢化社会により慢性疾患、特に変形性膝関節症に対する治療にも力を注いでおり、人工膝関節置換術の手術件数増加が見込まれます。
そこで、クリーンルームを2室持つ当院といたしましては、2022年11月人工膝関節置換術支援ロボットを導入致しました。
ロボットの支援により、患者様に合わせたオーダーメードの手術計画をもとに、より緻密な手術が可能となりました。手術時間の短縮、術後の高いレベルでの膝安定性を期待できます。
もし手術が不安で痛みを我慢している患者さんがおられるようでしたら、この手術支援ロボットを活用した手術という治療の選択肢があることを知って頂けましたら幸いです。

平成記念病院 副院長
整形外科 竹口 尚樹

人工膝関節外来のご案内

毎週火曜日、午前中(10時~)に専門外来を行っています。
完全予約制となっています。
診察をご希望の際は、下記電話番号より御予約をお願いいたします。

お問い合わせ・連絡先

代表番号:0744-29-3300
受付時間:平日、土曜とも14:00~17:00まで。

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