動脈硬化スクリーニング検査

当院の使用装置

当院では、フクダ電子(株)のVaSera(バセラ)を使用して、心臓から足首までの動脈の硬さ(CAVI)と足の血管の詰まり(ABI)を測定しています。

動脈硬化とは？

動脈硬化とは、悪玉コレステロールなどが動脈などの血管の壁にくっつき、血管が硬くなることを言います。
動脈硬化が進行すると、心臓に大きな負担がかかるため、高血圧、心肥大、心不全などの心疾患につながります。また、血管が狭くなったり詰まったりすることで、心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。血管が破れると、くも膜下出血などの危険もあります。

CAVI

動脈硬化と血管年齢の評価を行う検査です。健康な方ではこの数値は9.0以下ですが、動脈硬化が進むと数値が高くなっていきます。

ABI

腕と足首の血圧の比をみて足の動脈の詰りを診断する検査です。数値が0.9未満であると動脈が詰まっている可能性が高く、数値が低いほど動脈の詰りは重症になります。

検査方法

血圧を測るのと同じくらい気軽に受けられ、簡便で非侵襲的です。
測定にかかる時間も5分程度です。衣服の着替えも含め15分程度で終わります。

1、CAVI測定：四肢に巻いたカフを約50ｍｍHgの圧力で5、6秒ホールドし、圧脈波を取り込みます。
2、ABI測定：左右に分けて血圧測定を行います。右側を測定後、左側を測定します。

お問い合わせ

検査を希望される場合には、外来の診察を受けご相談ください。

２階総合案内まで
TEL : 0744-29-3300（時間：9:00～17:00）

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