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各種検査案内

CT検査(コンピュータ断層撮影)

当院ではキャノン社製80列マルチスライスCT装置(Aquilion PrimeSP)とPHILPS社製スペクトラルCT装置(IQon Spectral CT)の2台のCT装置を用いて検査しています。IQon Spectral CTについてはこちらをご覧ください。

Aquilion PrimeSP
装置名・・・Aquilion PrimeSP
IQon Spectral CT
装置名・・・IQon Spectral CT

1:CT検査について

CT検査はX線を利用して体の断面や内部構造などを撮影する検査です。
コンピュータを用いた特殊な画像処理を行うことで三次元のより細かな情報を得られます。
造影剤という薬を用いた検査では、血管の状態や臓器をさらに詳しく調べることができます。

肺野
肺野
大動脈(造影)
大動脈(造影)
膝関節3D
膝関節3D

2:低被ばく & 高画質

従来にくらべて照射線量を50%に抑えた撮影条件で従来同等の高分解能画像が得られます。

従来型再構成法
従来型再構成法
逐次近似応用型
逐次近似応用型

3:短時間撮影

高速撮影によるアーチファクトを軽減し、短時間の息止めで検査が行えます。

4:AiCEについて

キヤノン社製CT装置Aquilion PrimeSPでは、AI技術であるディープラーニングを用いて設計された画像再構成技術Advanced intelligent Clear-IQ Engine (AiCE) を搭載しております。
大幅なノイズ低減効果と更なる空間分解能の向上が得られ、通常では困難であった低コントラスト領域における高いノイズ低減効果や粒状性の維持効果が良く、低線量領域での安定した画質改善効果が得られます。

5:IQon Spectral CTについて

当院では画像診断のさらなる充実を目指し、オランダ・フィリップス社製 スペクトラルCT装置IQon Spectral CT(アイコン スペクトラル CT)を導入しました。このCT装置は通常のX線CT画像と特殊な計算によって得られるスペクトラルCT画像を同時に得ることができる唯一の画像診断装置です。検査は従来のCT検査とまったく同じ要領で行われるため、追加の負担やリスクの心配がありません。

IQon Spectral CT

NanoPanel Prism Detector

体を通過したX線を分けて使用する

NanoPanel Prism Detector

X線を2つのエネルギーごとの光に分けて受け取ることができる検出器を搭載しています。
この仕組みによって通常のX線CT装置で得られる画像とエネルギー差を利用して作成した各種スペクトラルCT画像が得られます。

他院からの検査依頼について

一般の診療所や病院から検査依頼をいただく場合は、完全予約制となっております。
まずお電話にて検査日時を予約していただき、依頼箋を患者さまにお渡しください。
検査当日、その依頼箋と保険証を持参の上、初診受付に検査時間の30分前にお越しください。

依頼箋のご請求は下記までお問い合わせください。

  • 平成記念病院  電話:0744-29-3300
  • 放射線科直通  電話:0744-29-3331
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